ドクタヘリの基礎知識

テレビやラジオのニュースなどでよく耳にするドクタヘリとは、救急医療用のヘリコプターのことで、空飛ぶ救急車と呼ばれることもあります。

出動要請があった場合には、ドクターヘリは救急医と看護師を乗せて、治療に必要な医薬品や機器を積載して現場へ急行します。救急車とは救命活動に大きな違いがあります。それは救急車の場合に対処するのは救急救命士ですが、ドクターヘリの場合は医師が患者を治療することです。つまりドクタヘリのほうが救急車よりも早く本格的な救命活動することが可能になっています。

また、ドクタヘリは現場への到着時間が短縮されるだけでなく、患者を病院搬送する時間も短縮されるため、重篤な症状の患者の救命率が向上することが大きなメリットです。もちろん、導入前には重度の後遺症が残っていたはずの人が仕事復帰にできるようになることあるはずです。あまり知られていませんが、ドクターヘリは和製英語であり、英語ではエア・アンビュランスと呼ばれています。

さらに、ドクターヘリを用いる医療活動は日本語では航空救急医療活動と呼ばれていますが、英語でヘリコプター・エマージェンシー・メディカル・サービスと呼ばれています。こちらはかなり似たニュアンスの呼称とです。ドクターヘリの誕生したきっかけは1995年の阪神淡路大震災です。その後、試験運用によって山間地での救命活動での有用性が実証されたため、2001年から本格的に導入が開始されました。現在は日本でおよそ50機が運行されており、都道府県別でもっとも多いのは北海道の4機です。

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