モービルマッピングでの地図作成

モービルマッピングでの地図作成とは、主に道路やその周辺のビルなどの情報を三次元的に得ることを目的として行われる方法の一つです。

クルマにレーザースキャナーなどの電子測量機器を搭載し、実際に道路を走らせながら周辺の地図情報をレーザーの反射という形で取得します。もちろんこのレーザーは目には見えませんし、人体や建物などには一切の被害を及ぼしません。意味合い的には電波に近いものがあります。レーザースキャナーを使えば三次元的な情報は得られるわけですが、機器をクルマに搭載して走らせることで行うモービルマッピングは手軽で、かつ比較的広範囲の地図情報取得が比較的短時間に行えるというメリットがあります。

複雑な都心部の道路情報を素早く取得することに向いていると言えるでしょう。一方で、モービルマッピングは万能では決してありませんから、同じレーザースキャナーを使うとしても他の方法を考慮したほうが良いケースもあります。クルマに機器を搭載して走らせながら測量するのですから、当たり前のことですが道路周辺の情報しか取得できません。険しい山岳地形を把握したいという目的に向いていないことは明らかでしょう。このような場合はセスナやヘリコプターに機器を搭載して空から測量したほうが有用です。あるいは、都心部ではあっても、レーザーはビルで反射しますから、道路から見て大きなビルの裏手にある小さいビルまで把握できるわけではありません。

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