モービルマッピングシステムについて

モービルマッピングシステムとは、地図作成に必要な情報を得るために必要な機器一式を車両に搭載し、その車両で実際に道路を走りながら周辺の情報を自動的に取得するシステムを指します。

あくまでイメージですが、クルマに乗ってカメラのシャッターを何度も切りながら写真を撮影し、その写真から後で走行した地域の地図を作るようなことに似ています。実際のモービルマッピングシステムでは、カメラも使いますが中心となるのはカメラではなくレーザースキャナーです。レーザースキャナーからレーザーを車両の全周囲に向けて発射し、その反射をキャッチすることで周辺の建物などの構造物の三次元的な位置を把握することができるわけです。

レーザーと言ってもレーザーポインターとかアトラクションに使われるレーザー光線のように目に見えるものではありませんし、仮に人の目に入ったところで人体に危害のないものが用いられています。これにより、道路周辺の三次元的な情報が得られるのがモービルマッピングシステムです。車両に機器一式を載せて走らせるだけという簡便さが売りですが、限界もあります。

レーザーの反射を利用しているのですから、反射した建物などの裏手には何があるのかまでは分かりません。それを知りたければ裏側の道路にまでまわる必要があります。また当然のことですが分かるのはあくまで三次元的な位置情報だけです。そこにビルがあったとして、それが何という会社のビルかまで自動的に分かるわけではありません。

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