医療の現場で活躍する乗り物「ドクターヘリ」

最近メディアなどでも目にすることの多いドクターヘリ。

ドラマの題材にも使われ、大きな注目を浴びました。救急医療用のヘリコプターで、医師や看護師を乗せて現場まで向います。現場や機内で必要な治療をしつつ搬送できるため、多くの人の命を救ってきました。医療に使う乗り物と言うと、救急車を思い浮かべる人が多いでしょう。

ヘリコプターは乗り物の中でも早急に人を搬送することができるため、命に関わる医療の現場ではとても活躍してくれる存在なのです。どんな病院でもあるわけではなく、救急医療に必要な設備の整った病院に併設されています。ちなみに救急車のように一般の人は呼ぶことはできません。救急医療機関が緊急搬送を必要と判断した時に出動を要請できる仕組みです。

日本では1990年代ころまでは、離島や僻地からの搬送は行われていました。しかし場所の確保や経済的理由などから、ドクターヘリでの治療はあまり行われていませんでした。1990年代から徐々にドクターヘリの有効性が認められ、最近では多くの現場で使われるようになったのです。阪神淡路大震災が、本格的なドクターヘリ誕生のきっかけとも言われています。

現在は病院との連携・医師の確保・着陸場所の少なさなど、課題となる問題点はまだ多く残っています。しかし一人でも多くの重症患者を助けるために、大きな飛躍につながる期待を背負っている乗り物なのです。大災害が多い日本では、この先さらにドクターヘリを目にする機会は増えることでしょう。

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