患者を救うドクターヘリの運航時間・条件・費用

ドクターヘリとは、あらゆる救急患者に対応できるフライトドクター・ナースを乗せ、緊急性を有する災害現場や事故地に駆けつけるものです。

患者の診療を即座に開始しながら、適切な医療機関にスピーディーに搬送できるヘリコプターのことです。日本においては2001年から本格的に導入が始まり、2018年4月現在、全国で42都道府県で52機の数が運航しています。ドクターヘリは消防本部からの要請で出動することになっており、119番の通報が消防本部にあり、一刻を争う重症患者と考えられる場合にホットラインにて出動要請されます。

ドクターヘリは年間を通して休みなく運航、活動時間は8:30~日没30分前のヘリコプターが安全に運航できる時間帯に限られます。しかし運航は有視界飛行になるため、悪天候による視界不良時・雷・強風など、ヘリコプターが安全性を確保できないと考えられるときは運航しない場合があります。ヘリコプターは着陸できる場所が、専用着陸地や広くて平坦な場所などと限られていますので、運航は救急車による患者さんの搬送に時間がかかると想定されるときにも使用され、消防機関の車両によってドクタースタッフが現場に向かうときもあります。

これにより処置時間の早期化が図られ、診療までの時間短縮ができます。ドクターヘリは災害地や事故地からの患者処置・搬送時の運航以外にも、病院に入院中の患者さんを、より高度な医療体制が整っている場所に転院する際にも使用されることがあります。このときは決められた搬送手順があり、搬送対象は原則、患者さん1人です。これらのドクターヘリによる搬送にかかる費用は患者さんに負担はありませんが、現場での診療に対し初診料・処置費・薬剤などの費用は、来院時と同様、保険の範囲内で請求されます。

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